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ご挨拶
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- はじめまして。千葉県富津市で海苔の生産をしている浜辻丸です。
明治時代より続く香り高い江戸前海苔の味を守りながら、新たなチャレンジとしてあまり市場に出回らない2等級以上の良質な高級海苔だけを販売します。
ぜひ一度お召し上がり下さい。 -
国内シェア率2%!超希少海苔を皆様へ届けたい
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- 千葉県産海苔は近年魚による食害や温暖化の影響により生産量が減少しています。千葉県産海苔の生産量は昭和15年に東京都を抜き全国1位でしたが、現在では10位となり国内シェア率約2%の大変希少な海苔となりました。
その希少な海苔の中でも生産量の少ない等級の良い海苔は、高級なお寿司やさんなどに出回りなかなかスーパーなどでは出会えないものです。そのような海苔をもっと気軽に召し上がっていただきたいと考え、9等級ある海苔の等級の中でも2等級以上の海苔に限定し、生産者のわたしたちが厳選した海苔の販売を始めました。 -
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千葉県産の海苔が「江戸前」と呼ばれている理由とは?
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- 国産海苔と聞いて思いつくのは有明産海苔という方も多いのではないでしょうか。実は海苔養殖の発祥は品川・大森などの東京都なんです。この付近の海で養殖された海苔は「江戸前海苔」と呼ばれ古くから親しまれてきました。
戦後、工業化により東京湾の埋め立てが進み東京の海苔養殖が終了。「江戸前」の名前は千葉県へと継承されました。これにより千葉県の東京湾沿岸で生産されている千葉の海苔は「江戸前」「江戸前千葉海苔」と呼ばれるようになりました。現在千葉県内で生産されている海苔の約80%は富津で作られています。
浜辻丸では明治時代後期より先代が海苔養殖業を始め、現在の4代目が受け継ぎ伝統の味を守っています。 -
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2等級以上の海苔だけを使用!味付け海苔のご紹介
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こんなにおいしい味付け海苔があることを知ってもらいたい!
- 海苔の生産者がどうして味付け海苔の販売を始めたのか。実は4代目の娘でもある当社従業員がある日たまたま数量限定で作った塩味の味付け海苔を食べ感動したからなんです!それまでは味付け海苔といえば昔ながらの甘辛い味付けの味付け海苔や韓国海苔しか知りませんでした。これはおいしい!広めたい!絶対に千葉の海苔で作りたい!との提案から商品化することとなりました。海苔は味付け海苔に合う薄付けの海苔を使用しています。ぜひ一度ご賞味ください!
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味付け海苔3種セット
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01 ガーリック (8つ切り64枚入り)
- ガーリック風味に塩をプラス。とうがらしのアクセントがたまらない!
ガーリック好きにおすすめの味付け海苔です。
ワインや焼酎のお供にも♬ -
02 レッドペッパー (8つ切り64枚入り)
- とうがらし×塩のピリ辛があとを引く!
辛いものは好きだけどカロリーが気になる・・・
そんな方にピッタリの大人向けおつまみ海苔です。 -
03 オリーブ (8つ切り64枚入り)
- やっぱりオリーブオイル×塩の組み合わせが最高!
思わず手が伸びる韓国海苔風のおやつ海苔です。
オリーブオイルはエキストラバージンオリーブオイル使用。
そのままでも、ごはんに巻いても、小腹が空いたときにも♬ -
つうの方へおすすめ!令和4年11月収穫初摘み新のりの乾のりをお届けします!
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- 毎年11月下旬~12月上旬頃、海苔の収穫が始まります。この時期に1枚の網から1番最初に収穫される海苔を「初摘み」「秋芽」「1番摘み」と言い、芽が柔らかいので口どけがよく味わい深いのが特徴です。この時期にしか収穫できない、質がとてもいいこと、数量が少ないという理由から割高となりますが、とにかく海苔が好きな方、おいしい海苔を食べたい!という方におすすめの海苔です。
★この商品は生のりを乾燥させた【乾のり】です。召し上がる前にコンロの上に網を置き透かして緑色に変わるまで炙ってからお召し上がり下さい。
※この商品は令和4年12月上旬の発送となります。
1袋50枚でお届け致します。 -
初摘み焼き海苔 令和4年11月収穫の1番摘み新海苔の焼き海苔をお届けします!
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- 令和4年11月収穫予定の一番摘み新のりの【焼き海苔】です。
柔らかく口どけのよい香りのいい海苔を焼き海苔にしてお届け致します!
※この商品は12月上旬発送となります。
10枚入り5袋でお届け致します。 -
胞子の状態から海苔を育て、収穫までにかかる期間約8か月間!海苔の生産方法のご紹介♬
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4月、海苔養殖の始まりです!
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- 通常自然界で海苔の種となる胞子は春から夏の暖かい時期、牡蠣やホタテなどの貝殻の中で人知れず過ごし成長します。成長した海苔の胞子は気温が下がり始める秋ごろになると貝殻を飛び出し岩場などにくっつき更に成長し海苔となります。
この作業を人工的に行う作業が海苔養殖の最初の工程となります。左側の写真が胞子が牡蠣殻に潜り込む前、右の写真が胞子が成長してきた状態です。成長した海苔の胞子が牡蠣殻から飛び出す秋ごろになるまで水温を厳密に管理し時期を待ちます。 -
9月、海苔の種付けです!
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- 牡蠣殻の中で育った胞子が飛び出す時期が来ました。地元の海苔漁師たちがチームを組み、みんなで協力して作業を行います。
水槽に海苔の胞子のついた牡蠣殻を吊るし、水車に網を巻き付けくぐらせて網に胞子をくっつけていきます。胞子がちゃんと網にくっついているかを都度顕微鏡で確認し、胞子のついた網からマイナス30度の冷凍庫へ運び、海水の温度が下がる10月中頃まで冷凍庫で保管します。 -
10月の干出作業をし再び冷凍庫へ。これが千葉県産の質のいい海苔の秘訣
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- 10月中旬の海水温が下がってきたころ、冷凍庫に保存された海苔網を海に張り出し干出(かんしゅつ)作業を2週間ほど行います。この干出作業により写真のように目に見えるほどに成長しました。ここで一部の網を残し再びマイナス30℃の冷凍庫へ。
また冷凍庫に入れるの?と思いますよね。これが収穫シーズン中に継続的においしい海苔ができる秘訣です。千葉県の海苔養殖では収穫シーズン中、頻繁に網を冷凍したものと交換し柔らかく質の良い海苔を継続して収穫できます。
一部の網は冷凍せずにそのまま海で成長させますが、これが「新海苔」「秋芽」と呼ばれる海苔で数量も少なく希少な海苔の中でも更に希少な海苔です。同じ網から最初に採れる海苔を「1番摘み」と言い、2回目、3回目と収穫していきますが回を増すごとに海苔芽が固くなり色も落ちていきます。 -
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11月下旬、いよいよ収穫!
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- 11月下旬頃、春頃からの様々な工程を経てやっと収穫となります!
摘み取り専用の船で収穫した海苔は様々な機械で洗い珪藻などを取り除いた後、ミンチ状にし四角く形成され皆様の知る海苔となります。
海苔の収穫期は11月~4月の間のわずかな期間となりますが、浜辻丸ではこの時期に250万枚を生産し製品にしています。 -
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今回のプロジェクトについて
- 生産者であるわたしたちが、スーパーなどで海苔を見てもあまり良い海苔が販売されていないことに疑問を感じました。「あの良い海苔は一体どこへ行ってしまうんだろう」「もっとおいしい海苔を楽しんでもらいたい」。このような思いから今回このプロジェクトを企画しました。
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- 他県の海苔と特に違うのがなんといっても香りの良さ・風味のよさ・味の濃さです。
栄養豊富な東京湾で育った海苔は磯の香りが濃く口に入れた瞬間に海苔の風味が香ります。浜辻丸では味の濃さを生かしつつ独自の製法を取り入れさらに味の良い海苔作りをしています。 - 江戸前海苔の名前を絶やさぬよう生産に力を入れていくこと、千葉県の名産品である上質な千葉海苔をより多くの方に召し上がっていただくこと、味付け海苔の種類を増やしていくことを目標に今後も頑張っていきたいと思います。
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