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はじめまして!柏レザーです。
- はじめまして!千葉県柏市でバッグや財布などの革製品の製造や販売を始めとして、幅広い素材やアイデアでものづくりをしている柏レザー株式会社代表、飯島 暁史と申します。
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- 弊社が豚の生皮から丹念に作り上げるピッグレザーは、豚を食するだけでなく、本来行き場を失いがちな皮の部分まで余すところなく命をいただくプロジェクトです。
- 千葉県のご当地ピッグレザー『柏レザー』を全国のみなさんに知っていただきたい!意外性抜群のピッグレザーの魅力をより多くの方々に伝えるべく、この度C-VALUEのクラウドファンディングに挑戦です!
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食べ終わった豚の皮から立派な革製品を生み出す
- 多くの方々は、豚といえば食卓に並ぶお肉を想像しますよね。しかし実は、豚の皮からは丈夫な豚革:ピッグレザーを作ることができるんです。普段みなさんが使用している靴や財布の裏側によく使われています。牛革のように表側に使用される機会が少ないため、残念ながら認知度が低いのが現状です。
- 弊社がピッグレザーを使った革製品を製作することになったきっかけは、地元柏市のブランドポーク「柏幻霜(かしわげんそう)ポーク」です。生産者である株式会社惣左衛門さんと協力し、試行錯誤の上、革製品の表側にも使える厚みのあるピッグレザー『柏レザー』を完成させることに成功しました。更に千葉県は全国でも3番目(平成29年データ)に豚肉の産出額が多いのです*。できあがった革を見て、ピッグレザーの質に対する自信と、ピッグレザーを世の中に認めてもらいたいという想いが一気に湧き上がりました。今では日本国内の原皮も積極的に使い革の生産をしています。
*出典(https://www.pref.chiba.lg.jp/ryuhan/pbmgm/zukan/niku/butaniku.html) - 使い込めば使い込むほど気持ちの良い手触りと肌触り。加えて、余計な物を使わないことで革特有の重さを取り除いた使い勝手の良い軽さを実現しつつ、摩擦にも耐えうる丈夫なピッグレザーです。また、発色の良い色合いも特徴的で、黒や茶色などの定番色にとどまらず、黄色や赤、緑やブルーなど、色鮮やかなカラーバリエーションを提供しています。
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- 最近では、千葉テレビのふるさと納税返礼品を紹介する番組にも取り上げられました。柔らかさがありながらも丈夫で、風合いと軽さを感じられる個性豊かなピッグレザーの素晴らしい素材『柏レザー』をぜひ一度お手に取ってみてください!
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柏レザーの知られざる魅力
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通気性抜群!摩擦にも強い隠れた名革!
- 牛革に比べてピッグレザーの評価は、残念ながら世間一般的に高いとは言えません。裏側に使われる脇役的存在、ランクの低い革、といったネガティブなイメージや、そもそも豚の革が使われていることを知らないという声が根強くあります。
- しかし、その一方でピッグレザーは知る人ぞ知る名革なのも事実です。薄くても通気性が良く、摩擦に強いため丈夫です。だからこそ靴や、革製の財布・バッグなどの内側に使われているのですが、内側にだけ使われる革という認識が一般的なため薄い作りの革が多く、革製品の製造や加工をする現場でも、表側に使えるほど厚みのあるピッグレザーが今まで作られてこなかったのです。
- そのため、ピッグレザーのほとんどは国内でまとめて皮から革へ大量に加工され、海外に輸出されているのが現状でした。そんな脇役としてしか認知されていないピッグレザーを表舞台に出させるため、他のレザーに負けないクオリティの高い厚みのあるピッグレザーの開発を行いました。
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原皮の仕込みから革製品の商品化まですべて自社管理
- 革作りは、非常に多くの工程を経て素材として革へと変身を遂げます。その革をさらに裁断、縫製をして、みなさんが普段使うようなバッグや財布ができあがります。
- その仕込みから革製品までの加工、管理を弊社ではすべて一気通貫で行っています。そのため、豚の原皮を十分に理解し、ピッグレザーの良さを最大限まで引き出すことに関しては誰にも負けません!特に柏レザーは、牛革に劣らない厚みを持たせるためコンビなめしを適用していることもあり、他の革に引けを取らない革になっています。
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SDGsに貢献する持続可能なモノづくり
- 豚を食べるだけでなく、海外に輸出する分だけではまかないきれず、使用されず捨てられることもある皮の部分も長年愛用してもらえるように、革製品として加工することで環境保全の観点からエシカルな取り組みが実現可能です。また、最近ではSDGsをテーマにした小学校の授業に呼ばれることも多くなり、将来を担う子どもたちにSDGsの大切さを柏レザーの製作工程と共に伝えています。
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海外ブランドのコンテスト応募作品にも抜擢された素材
- 現在「ロエベ財団 クラフトプライズ2022」のコンテストに応募中の「菅笠」に弊社の柏レザーが活用されています。伝統と現代、芸術的なユニークなコンセプトを組み合わせた作品をターゲットにした本コンテストでは、数多くの素晴らしい作品が応募されています。
- その中で、有り難いことに柏レザーのクオリティを評価していただき、この度作品に必要な革素材として使用していただく運びとなりました。
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リワードについて
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C-VALUE限定!柏レザー口折れショルダー(中サイズ) 25,000円(送料・税込み)
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- 柏レザーが誕生して約3年。男性にも女性にも人気のショルダーバッグ『口折れショルダー』、柏レザーを使ったバッグのサイズは大サイズと小サイズのみでした。お客様のさまざまなニーズを満たそうとすると、多くの荷物を入れられる大サイズのバッグと持ち運びやすい小サイズが製作する上では効率的だったのです。
- しかし、大サイズにするほどの荷物はないけれども、小サイズでは足りないと感じる方向けのジャストフィットする中サイズも本来は作りたいと思っており、今回新たに中サイズのバッグを製作しました!
- カラーバリエーションは、黄色、緑、赤、ナチュラル(ピーナッツ柄)の4色です。黄色は柏のプロサッカーチーム柏レイソルのテーマカラー。緑は柏市章のロゴカラー(柏の葉の色)。赤は千葉県のマスコットキャラクターチーバくんの色。そして、ナチュラルは千葉県の名産品落花生の色柄と、それぞれ千葉県や柏に縁のある色にてご用意しています。
サイズ:高さ約21㎝×幅約32㎝×マチ約14㎝
ポケット:(背面)ファスナーポケット1 (内側)オープンポケット2
メイン部分マグネット止め -
財布(大サイズ) 各4色 19,500円(送料・税込み)
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- 今回、鞄と一緒に長財布をご用意いたしました。
ワンアクションでお札、小銭、カードを取り出すことが出来ます。
カードは10枚入れることができますが、それでも薄型を保つ事が出来るので、長財布をスッキリ持ちたい方におすすめです。
外側にもポケットがついているので、レシートなどを入れることが出来ます。
サイズ:高さ約10㎝×横約20.5㎝×厚み約1㎝
形状:(外側)ポケット1
(内側)カード入れ10,ポケット2,小銭ポケット1 - カラーバリエーションはバッグと同じく黄色、緑、赤、ナチュラル(ピーナッツ柄)の4色です。使い込むほど手に馴染み、自分らしく光り輝く柏レザーの財布をぜひお試しください。
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財布(小サイズ) 各4色 13,500円(送料・税込)
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- キャッシュレスの方にコンパクトな財布をご用意いたしました。
大きさはL字長財布の約半分で、手のひらサイズです。
小銭ポケット、お札は半分に折って収納可能です。カードも数枚入ります。
荷物を減らしたい方、セカンド財布としておすすめです。
サイズ:高さ約9㎝×長さ約11.5㎝×厚み1㎝
形状:(内側)小銭ポケット1,ポケット2 - カラーバリエーションはバッグと同じく黄色、緑、赤、ナチュラル(ピーナッツ柄)の4色です。使い込むほど手に馴染み、自分らしく光り輝く柏レザーの財布をぜひお試しください。
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柏レザーが生まれたきっかけ
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- みなさん、革製品を製作する際に使われる革の多くが海外からの輸入品だということをご存知でしょうか?実は、国産の原皮を使った革製品は決して多くはありません。
- 「日本国内で皮から革を作り出したい!」「千葉に根付いた材料を使って革製品作りをしたい!」その想いを抱き、柏の地で『柏レザー』への第一歩を踏み出しました。柏市役所に相談したところ、ご紹介いただいたのが柏市に養豚場を構える株式会社惣左衛門さんでした。
- 元々霜降り豚肉で有名な柏幻霜ポークを生産している株式会社惣左衛門さんでしたが、柏幻霜ポークの皮から革を作るという話は初めてのことでした。いざ生皮が手に入ってもそう簡単に思い通りのピッグレザーを作ることはできず、何度も何度も試作を重ね、約1年半かかり、今までに無いピッグレザー:柏レザーを誕生させることに成功しました。
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さいごに
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- 原皮の調達から革になるまで全て日本で完結するピッグレザーの革製品をここ千葉県柏から
全国、世界に発信し、先ずは日本の皆様に使っていただきたいと思います! - ピッグレザーは他の革製品に劣る安価な革。
そう言われ続けてきた革業界の常識を弊社自慢のオリジナルレザー『柏レザー』でくつがえします。 - 革製品を作るのに協力が欠かせないタンナーさん*の想いと共に、表使いできるほど丈夫で厚みのあるピッグレザーで「柏レザーって使いやすくて素敵だね」と言ってもらえるよう、本プロジェクトに挑戦いたします。ピッグレザーの良さをぜひ実際にお手に取って感じてみてください!
*皮を鞣して革にする仕事をしている人 -