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大好きな勝浦でピラミッドソルトを作りたい!
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- 勝浦塩製作研究所(かつうらえんせいさくけんきゅうじょ)代表の田井智之と申します。今回貴重なご縁をいただき、ちばぎん商店「C-VALUEクラウドファンディング」に挑戦いたします。日本の渚百選にも選定されている鵜原海岸の国定公園「鵜原理想郷」の麓の貴重な環境の海水を使って塩を造っています。
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- 約30年ほど趣味のサーフィンで海外をはじめ日本各所の海に通ってきました。その中でも、勝浦市の部原海岸の波と海の綺麗さに惹かれ、勝浦の方をはじめ移住された方などたくさんの方にとても良くしていただきました。この町が大好きになり、私の第二の故郷だと思っています。
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- 2020年、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、これまで勤めていた勤務先ともご縁が無くなったこともあり、勝浦市に移住を決め新たな生活をスタートしました。移住を機に、大好きな勝浦市に恩返しをしたいという思いから、起業し、塩造りを通じて地域創生のために活動を始め、現在に至っています。
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ピラミッド形の自然結晶塩「ピラミッドソルト」
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- 美しくも希少なピラミッド形の自然結晶塩のことをピラミッドソルトと言っております。国内ではほとんど製造されておらず、インドネシアのバリ島、聖地TEJAKULA(テジャクラ)のものが世界的にも有名です。500年以上続く塩田での伝統製法で職人が海水を汲み上げ、浜辺で天日乾燥して作るTEJAKULAの塩。その粗塩を、熟練の職人さんが、特別な製法でピラミッド型に結晶させた神秘的な自然結晶塩です。
大きく美しい結晶ができるのは世界でもバリ島テジャクラ塩田のみと言われていましたが、自社実験したところ、テスト的にですが、自社でも開発ができる目処が立ちました。本格的に平釜を導入し、日当たりの良い製塩所屋上を活用し、大きな結晶を作成しピラミッドソルトを正式に製品化します。 -
- バリ島のものは、本当に汲み上げたものをそのまま結晶化させているので時間がかかりますが、当社においては一度火入れして水分を飛ばし、さらに屋上の天日場所で水分を蒸発させることで、確実にかつある程度量産化できると確信しております。通常の製塩のうち1/6程度をピラミッドソルトとして生成できる見込みです。
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製塩所の増強が必要です
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- 現在、昔ながらの平窯製法で60時間以上かけて炊き上げる製法のため、塩の付加価値は高いですが、漬物用などのために、大量に製造できるものではありません。既存の精製塩と比較すると遙かにグラム単価は高いですが、理解していただける方に利用して頂いております。大変ありがたいことにお取引先様も増えてきている中で、現状での増産体制構築には限界があります。そこで、更なる生産性の向上と利益率の向上を図る必要があると考えております。
- 新たな塩商品であるピラミッドソルトの開発と勝浦ブランド塩の増産体制構築を実現するために、製塩所の増強を実施します。工事費は、約200万円ほど掛かります。現在未利用となっている、製塩所屋上部分を天日干しなどの作業ができるスペースにするための工事と、ピラミッドソルトを作るための釜と、天日干し用のビニールハウスを設置します。これによって、一般消費者向けというよりは、主に飲食店・ホテル等の事業者様向けに利用してもらえる高付加価値塩を販売し、新たな販路開拓を図ります。
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千葉の景勝地「鵜原理想郷」の麓で造る神秘の塩 勝浦塩 (かつうらえん)
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鵜原海岸の国定公園「鵜原理想郷」
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- 日本の渚百選にも選定されている鵜原海岸の国定公園「鵜原理想郷」の麓の貴重な環境の海水を使って塩を造っています。鵜原理想郷は、太平洋の荒波の浸食により形成されたリアス式海岸の美しい景勝地です。大正時代末期に、別荘地として開発計画がありましたが、関東大震災と世界恐慌の影響により頓挫したことで、美しく壮大な自然が手つかずのまま残されています。関東の沖縄とも呼ばれており、山の断層からのミネラルが豊富に流れる海水を使い塩を造ることができます。
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地元の漁業協同組合さんからお借りした場所で製塩所を運営しています
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- 地元の漁業協同組合が所有していた養殖施設をお借りし、製塩所として運用しております。海水を近くから汲み入れる場所にあり、生活排水が入らないエリアということで、当地を選定しております。
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- お譲り頂いた当初、元養殖場跡地は、草も伸び放題で、土砂も流れ込んでいて、更には投棄されたゴミも酷い状態でした。まずは、人や車が通れるように、草刈りと土砂をなんとかしないといけませんでした。波乗りの先輩達にお手伝いして頂き、人や車が通れる状態になりました。その後は建物内の要らないもの達を片付けて、その場所に釜を造り、現在に至ります。
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薪で焚くこだわりがあります
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- 塩を造るにあたっては、製法にはかなりこだわりました。自分に与えられた環境状況で、一番効率良く、良いお塩を造るためにどうするか、各製法のお塩達を片っ端から試食し研究し、自分なりに悩みに悩んだ結果、平釜式に辿り着きました。
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- 平釜塩とは日本に昔からある伝統的な製法でつくられる塩です。大がかりな装置を必要としないので、自分のように小規模な工房でも製塩することができます。海水を汲み上げた後、天日などで濃縮して、それを平釜でじっくりと塩の結晶にします。平釜とは、浅く広い平らな形で水分を効率よく蒸発させる日本でも昔から使われてきた鍋です。自分はその鍋をステンレスで製作していただき、約140リットルほどの鍋にして、その鍋に合わせて釜を、先輩にもお手伝いいただき、コツコツと重量ブロックを積み重ね一生懸命造りました。
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- 昔ながらの平釜式で、鵜原理想郷の海水100%を使用し、薪を使って何時間も掛けてじっくりと海水を焚き上げます。60時間丁寧に焚いて、やっとお塩は結晶化します。
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月の満ち欠けが成分・味に変化を与えます
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- 海水を汲む時間と天気にもこだわりがあります。「新月」と「満月」の満潮の時にだけ海水を汲み、その海水からじっくり手間と時間をかけて丁寧に造っています。
「新月」の満潮時は、海底側から引っ張られる重力が強くなり、中層から表層の海水は非常におだやかで静かに流れています。鵜原理想郷の断層から流れ込むカルシウムやミネラルが流れ込み、まろやかな塩になります。新月のお塩は、「カルシウム」が豊富で、塩味も弱く、素材の味を楽しむのに最適なお塩です。
「満月」の満潮時は、上から引っ張る力が強くなるため、中層から表層の海水が大きく混ざり合います。海中のマグネシウムやミネラルが多く含まれた塩味の強い塩になります。満月のお塩は、「マグネシウム」が豊富で、コクと塩味があります。天ぷらやお肉料理に適しています。 -
勝浦塩ができるまでをイラストでご紹介!
- イラスト・製作:今井和子さん
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メディアで掲載していただきました!
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アド街ック天国で弊社をご紹介頂く予定です!
- テレビ
・2022年2月23日 BS日テレ「三宅裕司のふるさと探訪・千葉県勝浦市の旅」
・2022年4月29日 千葉テレビ「てくてく散歩」
・2023年7月22日 テレビ東京『出没!アド街ック天国』(お楽しみに!)
雑誌
・Daytona(デイトナ)2022年5月号 -
リターンについて
- 今回は、普段弊社の塩を使って頂いている佃煮近江さんのかつおの角煮もセットでお届けいたします!大好きな勝浦の魅力を勝浦塩と共に感じて頂けたら幸いです。
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【お試しセット①】勝浦塩 新月の煌(45g)・満月の刻(45g)2種
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【お試しセット②】勝浦塩2種(45g)+佃煮近江さんのかつおの角煮本造り
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【応援セット①】勝浦塩 新月の煌(100g)・満月の刻(100g)2種
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【応援セット②】勝浦塩(100g)2種+ニガリ(100㎜)
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【応援セット③】勝浦塩(100g)2種+佃煮近江さんのかつおの角煮本造り
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勝浦まるごとセット
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勝浦大応援セット
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商品詳細
- 原材料名:海水(千葉県勝浦市鵜原)
工程:平釜・天日
栄養成分表示(100gあたり)サンプル分析の推定値
保存方法:常温保存(開封後は、密閉し湿気を避けて保存してください。)
製造者:勝浦塩製作研究所(Katsuura Salt Factory Labo.)
<満月の刻>
エネルギー 0kcal / 食塩相当量 93.9g / タンパク質 0g / マグネシウム 270mg / 脂質 0g / カルシウム 1600mg / 炭水化物 0g / カリウム 140mg
<新月の煌>
エネルギー 0kcal / 食塩相当量 83.8g / タンパク質 0g / マグネシウム 170mg / 脂質 0g / カルシウム 3700mg / 炭水化物 0g / カリウム 170mg
※製造工程において雑物は極力除去しておりますが、稀に商品に含まれる場合がございます。必要に応じて取り除いてください。 - <カツオの角煮 220g入り 和紙袋入り(真空パック)>
■原材料 鰹、生姜、醤油(大豆、小麦を含む)、食塩、砂糖、酒、みりん
■賞味期限/保存方法 未開封で2ヶ月、開封後は要冷蔵
■製造者 佃煮近江(千葉県勝浦市) -
塩公正マーク
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- 食品の表示は、消費者がその商品を選ぶ重要な基準であり、法令で食品の表示に関するルールは決まっています。塩についてもそのルールが適用されます。塩には「食用塩の表示に関する公正競争規約」という表示に係るルールがあり、「塩公正マーク」はそのルールに従った表示をしている塩の商品に添付されるマークです。「公正マーク」のついている商品では、必ず"原産地"や"製法(つくり方)"などを表示することが義務付けられています。
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佃煮近江さん
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- 千葉県勝浦朝市通りにある、ご家族3人で営む佃煮屋さんです。
大好きな海のそばで、カツオとマグロの角煮を
心を込めて作っておられます。 -
- 手作りのカツオの佃煮・干物など地元の厳選素材を使った美味しいものをご用意しています。お土産やお中元・お歳暮など季節の贈り物にもぜひどうぞ。
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さいごに
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- 自分はお塩を通じて
世の中の役に立つお仕事がしたい。
みんなが喜んでくれるようなお仕事を。
自分は勝浦が大好きです。
ここ地元勝浦の方々や、まわりの皆様のお力添えで、なんとかこのお塩事業のスタートが出来ました。
一歩一歩コツコツと少しずつ成長しながら継続して、いつの日か天皇陛下様に献上出来得るお塩と成れるよう、より良いお塩を造り続けて、この先も皆様と共に歩んで行きたいと心から願っております。
勝浦塩製作研究所
田井智之